遊休スペースを手軽にワークスペースに、スペース収益管理ツール「ワークスペイシー」にスターターキットを提供開始

いろんな場所がワークスペースに

高性能でクラウド制御が可能なWi-Fiアクセスポイント「wiffy( https://wiffy.me )」などのソリューションを提供するFi株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:門垣 伸哉 以下、ファイ)は、国内最大のワークスペースのシェアリング事業「スペイシー( https://www.spacee.jp )」を展開する株式会社スペイシー(本社:東京都港区 代表取締役:内田圭祐 以下、スペイシー)と提携。スペイシーが運営するスペース収益管理ツール「ワークスペイシー」の導入店舗を対象にWi-Fiアクセスポイントとセキュリティカメラ、タブレットがワンストップで導入できる「ワークスペイシー・スターターキット」の提供を開始した。

ワークスペイシーとは?

飲食店や学習塾などのアイドルタイムにタブレット端末を設置するだけで、レンタルスペース、貸し会議室、コワーキングスペースとして貸し出せるようになるアプリだ。ID/パスワード認証や二次元バーコード、人工知能による画像認識技術で本人認証を自動化し、受付から決済まで手間をかけずに運営することができる。物損などの事故も保険でカバー、365日対応(電話対応は10:00〜21:00)のカスタマーサポートが利用までの流れをサポートする。

ワークスペイシー・スターターキットの概要

Wi-Fiアクセスポイントとサインインシステム、セキュリティカメラからタブレットまで、レンタルスペースの運営に必要な機器がすべて揃ったパッケージだ。それぞれ通常の店舗運営の用途にも使えるので、導入によって固定費が増えることはないメリットがある。 

ワークスペイシー・スターターキットの内容

1)Wi-Fiアクセスポイント+サインインシステム( https://wiffy.me/works/ )
Wi-Fiはワークスペイシー利用者向けはもちろん、店舗の営業時間に顧客に提供できる「FREE Wi-Fiモード」、業務端末用向けの「社内無線LANモード」に対応。無線の混雑度合いや通信の使用状況、FREE Wi-Fiのログイン統計情報はすべて店舗オーナーにフィードバックされ、無線LANを中心とする通信ネットワーク環境の適正化を実現する。

2)セキュリティカメラ
ストリームクラウドレコーディングに対応した防犯カメラは、カメラが動きや音を検知すると管理者用スペイシーアプリに通知が届く。さらにクラウドの映像から空席状態かどうかをAIで判定し、スペイシーの掲載画面にリアルタイムの空席情報を表示することができる。

3)タブレット
ワークスペイシー専用アプリをインストールするためのタブレット。

提供開始の背景

スペイシーはこれまで遊休スペースを有効活用するために、スペース提供者がより手軽にスペースの運営をするための様々なサポートサービスを展開してきた。その中で、飲食店や学習塾などの遊休時間をレンタルスペースとして無人で運営するための受付アプリ「ワークスペイシー」を提供開始したが、実際の店舗ではWi-Fiなどのワークスペース運営に関する設備が不足している実態があった。そこでファイと業務提携し、アプリだけでなく、タブレット、防犯カメラ、Wi-Fiをまとめて提供することで、スペース運営のハードルを下げ、ワークスペースとしてより良い環境を提供できると考えたことから今回のスターターキットの提供に至った。

今後の展開

「ワークスペイシー・スターターキット」の提供を通じて、遊休スペースのシェアリングを通じたサテライトオフィスの拡大を加速し、2019年末までに1,000拠点の提供を目指すとしている。